帯状疱疹

帯状疱疹の症状について

帯状疱疹とは

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水ぼうそう(水痘)を引き起こす水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が、体内に潜伏していたものが再活性化し、皮膚に痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれが現れる病気 です。主に 免疫力が低下したとき に発症し、50歳以上の方に多く見られます。顔や体の片側に沿って症状が出ることが特徴で、神経に沿って痛みが生じ、重症化すると帯状疱疹後神経痛(PHN)という長引く痛みが残ることがあります。早期の治療が重要であり、発症後72時間以内に抗ウイルス薬を開始することで症状を軽減し、合併症のリスクを減らすことができます。帯状疱疹でお悩みの方は、目黒区東が丘駒沢公園近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。

こんな場合はご相談ください

                     

✓ 体の片側にピリピリ・ズキズキする痛みがある

✓ 痛みが出た後に赤い発疹や水ぶくれが現れた

✓ 痛みが強く、日常生活に支障が出ている

✓ 発疹が目や耳の近くにでき、視力や聴力に影響が出ている

✓ 発疹が治った後も痛みが続いている(帯状疱疹後神経痛の可能性)

 

帯状疱疹の症状

①皮膚の痛み(ピリピリ・ズキズキとした神経痛)

発疹が出る前から ピリピリ・ズキズキする痛み が現れることが多く、帯状疱疹の初期症状として重要なサインです。

②赤い発疹と水ぶくれ

痛みが出た 13日後に赤い発疹が現れ、その後小さな水ぶくれが多数できる ようになります。発疹は 体の片側に帯状に広がる ことが特徴です。

③強いかゆみや痛み

発疹の範囲に沿って かゆみや灼熱感(ヒリヒリする感じ)が出ることがあります。また、痛みは夜間や体が温まったときに悪化することが多いです。

④体の倦怠感や発熱

帯状疱疹の初期には 倦怠感、微熱、リンパの腫れ など、風邪のような症状が出ることもあります。

⑤帯状疱疹後神経痛(PHN)

発疹が治った後も、神経が損傷することで痛みが長期間続くことがあり、これを帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼びます。特に 高齢者や重症例では痛みが数か月から数年続くこともあります。

帯状疱疹でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。

帯状疱疹の原因

①水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化

帯状疱疹は、水ぼうそうにかかったことのある人の体内に潜伏している 水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化することで発症 します。

②免疫力の低下

加齢、ストレス、疲労、病気(糖尿病、がん、自己免疫疾患)、免疫抑制剤の使用などにより 免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症しやすくなります。

③強いストレスや過労

精神的・身体的ストレスが続くと 免疫機能が低下し、発症のリスクが高まる といわれています。

④放射線治療や化学療法

がん治療などで 免疫機能が抑えられると、ウイルスの再活性化が起こりやすくなります。

帯状疱疹でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。

帯状疱疹の日常の注意点

①予防と対策

帯状疱疹自体は他人に感染しにくいのが特徴です。ただし、帯状疱疹を引き起こすウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)は、水痘(みずぼうそう)を引き起こすウイルスでもあり、帯状疱疹を発症している人が直接的に水ぶくれに触れたりすることで、水痘に感染することはあります。

つまり、帯状疱疹を発症した人は、特に水痘にかかったことがない人や免疫が弱い人に対して注意が必要です。水痘にかかったことがない人が帯状疱疹の発疹部に触れると、その人は水痘にかかる可能性があるため、これを防ぐために発疹が乾燥してかさぶたができるまでは接触を避けることが勧められます。

②冷やさないこと

患部を冷やすと、痛みが激しくなります。お風呂に入ると痛みが改善することが多いです。

③適切な休養とストレス管理

帯状疱疹はストレスや体調の不調が引き金になることが多いため、十分な休養を取り、心身のストレスを減らすことが回復を早めます。無理をせず、体調に合わせた生活を心がけることが大切です。

帯状疱疹でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。

帯状疱疹の治療方法

①抗ウイルス薬

発症から 72時間以内に抗ウイルス薬(バラシクロビル、アシクロビル、ファムシクロビル)を服用 すると、ウイルスの増殖を抑え、症状の軽減や合併症の予防に有効です。

②鎮痛剤(痛み止め)

痛みが強い場合は、カロナール(アセトアミノフェン)やロキソニン(NSAIDs) などの鎮痛薬が処方されます。神経痛が強い場合は、神経障害性疼痛治療薬(プレガバリン、ガバペン)を使用することもあります。

③ステロイド内服(重症例)

炎症が強く、神経痛が悪化しそうな場合は、短期間のステロイド治療が行われることがあります。

④帯状疱疹後神経痛(PHN)の治療

PHNに対しては、神経障害性疼痛治療薬(リリカ、トリプタノール)、抗うつ薬(デュロキセチン) などが処方されることがあります。

⑤局所療法(湿布・塗り薬)

・ 痛みのある部分にカプサイシン配合の湿布を貼ると神経の過敏性を抑える効果 があります。
・ 抗ヒスタミン薬の塗り薬を使用すると、かゆみを軽減 できます。

帯状疱疹でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。

よくあるご質問

①帯状疱疹はうつりますか?

いいえ。すでに水ぼうそうにかかったことがある人にはうつりません。ただし、水ぼうそうにかかったことのない人が帯状疱疹の水ぶくれに触れると、水ぼうそうとして感染する可能性があります。

②帯状疱疹の痛みはどれくらい続きますか?

通常 24週間で皮膚症状は治ります が、帯状疱疹後神経痛(PHN)が残る場合は数か月から数年続くことがあります。

帯状疱疹でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。

 

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