蜂窩織炎(ほうかしきえん)について
蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、細菌感染によって皮膚の奥深く(皮下組織)に炎症が起こる病気です。原因となる細菌の多くは 黄色ブドウ球菌 や 溶血性レンサ球菌 で、皮膚にできた小さな傷や虫刺されなどを通じて感染します。発症すると、感染部位が赤く腫れ、熱を持ち、強い痛みを伴うことがあります。放置すると感染が広がり、重症化することもあるため、早期に抗生物質を使用した治療が必要です。蜂窩織炎でお悩みの方は、目黒区東が丘(駒沢大学駅近く)の「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。
このような場合はご相談ください
✓皮膚が赤く腫れ、押すと強い痛みがある
✓ 皮膚が熱を持ち、発熱や寒気がある
✓ 皮膚の腫れが広がってきた
✓ 皮膚に傷があり、その周囲が赤くなっている
✓ 免疫力が低下している(糖尿病、がん治療中など)
蜂窩織炎の症状
①皮膚の赤み(紅斑)
感染した部位の皮膚が赤くなり、炎症が広がるにつれて範囲が拡大します。境界がはっきりしないのが特徴です。
② 腫れと熱感
感染部位が腫れ、熱を持ちます。触ると硬く感じることが多く、痛みを伴います。
③強い痛み
軽い違和感から始まり、次第にズキズキとした痛みに変わります。炎症が進行すると痛みが強くなり、歩行や動作に支障をきたすこともあります。
④発熱・倦怠感
細菌が体内に広がると、発熱(38℃以上)や寒気、倦怠感を伴うことがあります。重症化するとリンパ節の腫れや敗血症を引き起こすこともあります。
⑤水ぶくれや膿の形成
炎症が進行すると、水ぶくれや膿が溜まることがあります。適切な治療を行わないと、膿が皮膚の奥深くまで広がる可能性があります。
蜂窩織炎でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。
蜂窩織炎の原因
①細菌感染(黄色ブドウ球菌・溶血性レンサ球菌)
「蜂窩織炎は、皮下脂肪組織へ侵入した細菌による感染症です。化膿レンサ球菌や黄色ブドウ球菌というよくある細菌が多いですが、大腸菌、嫌気性菌なども原因となることがあります。感染症ではありますが、他のヒトに感染することはありません。」
②皮膚のバリア機能の低下
小さな傷や虫刺され、湿疹などがあると、そこから細菌が侵入しやすくなります。また、乾燥やアトピー性皮膚炎などで皮膚のバリア機能が低下している人もリスクが高くなります。
③免疫力の低下
糖尿病、がん治療中、免疫抑制剤の使用、HIV感染などで免疫力が低下していると、蜂窩織炎を発症しやすく、重症化しやすくなります。
④血行不良
慢性的なむくみ(リンパ浮腫)や静脈瘤があると、血流が悪くなり、感染が広がりやすくなります。
⑤手足のケア不足
水虫(足白癬)があると、皮膚がひび割れて細菌が侵入しやすくなります。特に足のケアが不十分な場合、蜂窩織炎のリスクが高まります。
蜂窩織炎でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。
蜂窩織炎の日常の注意点
①皮膚の傷を放置しない
小さな傷でも放置せず、消毒して清潔に保ちましょう。特に虫刺されや擦り傷は細菌が入りやすいので注意が必要です。
②水虫の治療
水虫があると蜂窩織炎のリスクが高くなるため、適切な治療を行いましょう。抗真菌薬を使用し、足を清潔に保つことが大切です。
③血行を良くする
長時間の同じ姿勢を避け、適度な運動を心がけましょう。血行が悪いと感染が広がりやすくなります。
④免疫力を高める生活習慣
栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理を心がけ、免疫力を維持しましょう。
⑤適切なスキンケア
乾燥肌やアトピー性皮膚炎がある場合は、保湿を徹底し、皮膚のバリア機能を強化することが重要です。
蜂窩織炎でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。
蜂窩織炎の治療方法
①抗生物質(内服薬)
「蜂窩織炎は病原菌が引き起こす感染症なので、最も原因菌の可能性が高い細菌を標的とした抗菌薬を投与するのが効果的です。ブドウ球菌とレンサ球菌のどちらにも有効な抗菌薬を使うことが多く、主にジクロキサシリンやセファレキシンなどの抗生剤の内服薬が処方されます。重症の場合は 点滴治療 を行うこともあります。その場合は、点滴治療が可能な病院にご紹介致します。」
②痛みや発熱の対症療法
解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)を使用し、痛みや発熱を和らげます。
③ 安静と患部の冷却
「腫れが強い場合は、安静にし、患部を軽く冷やすことで炎症を抑えることができます。とくに下肢の場合は、下肢を挙げておくことで、痛みを軽減し、早く改善させますので、できるだけ歩いたり、立ったりせず、下肢を椅子などに乗せて挙げておくことが大切です。」
④外科的処置(膿が溜まった場合)
膿が溜まっている場合は、 切開して排膿 する処置を行うことがあります。自己判断で潰すのは危険なので、必ず医師の指導を受けましょう。
⑤生活習慣の改善
再発を防ぐためには、血流改善、皮膚のケア、免疫力向上を意識した生活を送ることが大切です。
蜂窩織炎でお悩みの方は、駒沢大学駅近くの「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」までご相談ください。
よくあるご質問
①蜂窩織炎は自然に治りますか?
軽症の場合でも抗生物質の治療が必要です。放置すると悪化し、敗血症などの重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、自己判断せずに受診しましょう。
②他人にうつりますか?
- 直接的に感染することはほとんどありませんが、細菌が皮膚に付着し、傷口から侵入すると感染する可能性はあります。特に家族内で皮膚感染症がある場合は注意が必要です。
③どのくらいで治りますか?
軽症であれば1~2週間で治りますが、重症化すると入院治療が必要になり、完治まで1か月以上かかることもあります。
④再発しやすいですか?
- 免疫力が低い人や、血流が悪い人は再発しやすい傾向にあります。特に糖尿病の方は、血糖コントロールを適切に行うことが重要です。また、下肢のむくみが強い方は、むくみの治療を行うことが大切です。弾性ストッキングを履いたり、むくみに対する漢方治療を行うとよいでしょう。蜂窩織炎は早期治療が重要な病気です。違和感を感じたら、お早めに「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」をご受診ください。