実施できる検査

当院では、患者様の症状に合わせた最適な治療を提供するために、必要に応じて以下の検査を実施しています。
すべての検査について、実施前にはその目的や詳細をご説明し、安心して検査を受けることができるよう心がけています。
症状によっては、近隣の規模の大きな病院へご紹介させていただく場合もございます。

検査における患者様へのお願い

(保険適用)マークのある検査は、医師の診療により、治療のために必要と判断され行う検査は保険診療で実施させていただきます。

一方、診察において治療に検査が必要無い(保険適用が難しい)と判断する場合、原則、検査は実施致しません。このケースにおいて患者様のご希望で検査を行いたい場合には、保険は適用されず健康保険適用外(自費負担)で実施することができます。その場合、混合診療を避ける必要性から、検査料、診察料、処置料を含む医療行為は全て健康保険適用外(自費負担)となりますのでご了承ください。(※上記の対応につきましては、厚生労働省の定めによりどの医療機関でも同じになります。)

なお、治療のため検査が必要か不要かの診断は、問診をはじめ診察時の視診や触診、症状の経過を伺って行う必要があるため、診察前に電話等でお答えすることはできませんのでご了解ください。

一般皮膚科は原則保険診療に対応した皮膚科診療(検査)を行います

アトピー性皮膚炎の重症度評価
TARC検査
(保険適用)

アトピー性皮膚炎の重症度評価に有用な保険適応の採血検査です。TARC(Thymus and activation-regulated chemokine)はTh2というリンパ球を引き寄せる性質をもつ血液中のタンパクアトピー性皮膚炎の重症度の評価のことです。その値は、現状のアトピー性皮膚炎の状態を反映するため、検査を行うことで、アトピー性皮膚炎の状態を、ある程度数値化することが可能です。

例えば、治療により皮膚の炎症がおさまるとTARC値は下がりますが、仮にその後、皮膚に再び炎症が起こるとTARC値は上がります。定期的に行い、TARCの値を治療前と治療中で比較することが、アトピー性皮膚炎が軽快しているか、もしくはまだ治療が必要な状態であるかの判断材料の1つとして役立ちます。(検査方法:採血)

TARCの基準値

成人 450pg/ml未満
小児科(2歳以上) 743pg/ml未満
小児科(1歳以上2歳未満) 998pg/ml未満
小児科(6ヶ月以上12ヶ月未満) 1367pg/ml未満

アトピー性皮膚炎の重症度判定の目安

  TARC値 アトピ-性皮膚科
の重度
成人 700pg/ml未満 軽症
700pg/ml以上 中等症以上
小児科
(2歳以上)
760pg/ml未満 軽症
760pg/ml以上 中等症以上

アレルギー検査
MAST36/マスト36
(保険適用)

「アレルギー検査MAST36」とは、アレルギー症状を起こしやすい36種類のアレルゲンを1度の採血で検査することができる血液検査です。アトピー性皮膚炎や花粉症を含むアレルギー性鼻炎などの原因を発見することができます。(検査方法:採血)

MAST36で調べられるアレルゲン

  • オオアワガエリ
  • カモガヤ
  • ブタクサ混合物Ⅰ
  • ヨモギ
  • スギ
  • ヒノキ
  • ハンノキ
  • シラカンバ
  • コナヒョウヒダニ
  • ハウスダストⅠ
  • カンジダ
  • アルテルナリア
  • アスペルギルス
  • ネコ皮屑
  • イヌ皮屑
  • 小麦
  • 大豆
  • マグロ
  • サケ
  • エビ
  • カニ
  • ミルク
  • 牛肉
  • 鶏肉
  • 卵白
  • ソバ
  • ピーナッツ
  • オボムコイド
  • ゴマ
  • キウイ
  • バナナ
  • モモ
  • トマト
  • 豚肉
  • ラテックス

特定のアレルギーを調べたい方に
特異的IgE検査
(保険適用)

血液検査にて、アレルギー体質かどうかを判定でき、特定のアレルギーを調べたい方におすすめです。アレルギー性鼻炎(含む、花粉症 )や食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などアレルギー疾患は様々な症状を呈します。アレルギーを疑う症状があり、診察をして、必要と判断した場合には、保険適応で調べることが出来ます。数多くのアレルゲンから疑わしいものをそれぞれの患者様に応じて検査できます。(検査方法:採血)